takorin-908’s diary

男子大学生の頭の中を具体的に文面化しています。知識から哲学、考え方などジャンルはいろいろです。皆さんの貴重な時間を有意義なものにするため役立つ内容を書くことを心がけています。

キャッシュレスが遅れている日本の未来は?

 

現在世界では、

クレジットカードやデビットカード電子マネーが普及していると言われていますが

日本ではどうでしょうか??

 

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確かにクレジットカードや電子マネー決済ができるお店は

ここ最近増えてきたように感じます。

 

 

しかし、まだほとんどの日本人がキャッシュ決済で買い物を済ませています。

 

 

日本のキャッシュレスの決済手段は 3割程度、

やはり現金による決済が 主になっています。

 

中国が約60%、アメリカが約46%という現状と比較すると

かなりキャッシュレス化が遅れていると理解できます。

 

 

私は中国に留学経験がありますが、中国都市部の電子決済率は本当にやばいです。

ほとんどの人がWe Chat Pay によるバーコード式の電子決済で会計を済ませています。

そのため、紙幣や貨幣を持ち合わせていないお店もあるほどでした。

 

 

新興国の中国でさえ、電子決済などによる

キャッシュレス化が進行しているのに、日本は。。。

 

 

しかし、今後日本のキャッシュレス化は間違いなく進行します。

国民の現金決済概念が変わるのではなく、制度が先行して

キャッシュレス化を進行していくのです。

 

 

まずその要因となるものの1つ目が消費税増税

 

安倍首相は消費税を10%に引き上げますが、

消費税を増税することによって自殺者が増えるという

データもあり、増税に付随して様々な制度が導入されてきます。

 

その制度として考えられているものとして、クレジット決済のポイント2%還元というものがあります。

 

クレジットで決済した料金の2%が還元されるので、実質消費税を支払わなくて良いということになります。

 

そうするとクレジットカードユーザが増加し

キャシュレス化が進行するというカラクリです。

 

 

 

そして二つ目の要因は、日本政府が将来的にあと7から10年間のうちに1万円札を廃止するというものです。

 

これはどういうカラクリかというと、

タンス預金を回収するというものです。

日本のタンス預金(市場に出回っていないお金のこと)は約40兆円と言われていて、これがかなり経済の流動性を悪くしてしまっています。

 

このタンス預金を引き出すためにはまず1万円札を廃止し、

廃止した1万円札を銀行などで変えてもらう、

そしてその際に、五千円札による交換だと2倍の枚数で帰ってきて

荷物になってしまうので、そのまま銀行口座に預金したり、

プリペイド式の決済手段に入金したりする、そうすることでことで

タンス預金が減り、市場にお金が出回ることになります。

 

実際中国などでキャッシュレスが進行したのも、

中国人民元は100元札(日本円で約1400円)というかなり少額の紙幣が一番大きい紙幣で、少額な分たくさん持ち歩かなければならないという不便さからキャッシュレス化が進行したと言われています。

 

 

 

このように将来の日本の様々な制度の変換によって

自動的にキャッシュレス化が進行していきます。

キャシュレスになっていくと、全てのお金が出回ることになりますので

市場の把握もしやすくなります。

また盗難の危険性も現金と比べて少なく、

盗難されたところで、セキュリティー上悪用されることは

ほぼありません。

 

しかし、強力なハッカーなどによる攻撃は今後キャッシュレス化社会の最大の課題と言えるでしょう。

 

電子セキュリティーをさらに向上させていく必要がありそうです。